犯罪白書とは

法務省が刊行する犯罪白書の位置づけ、構成、読み方をまとめたページです。 各年版の概要と PDF は下の「収録している年版」からご覧ください。

発行省庁法務省(法務省 法務総合研究所)
法的根拠法定白書ではなく、法務総合研究所が刊行する年次報告
刊行開始1960年(昭和35年)創刊
例年の公表時期毎年11月〜12月
当サイトの収録令和2年版〜令和6年版(5件)
公式ページhttps://www.moj.go.jp/housouken/houso_hakusho2.html

概要

犯罪白書は、法務省法務総合研究所が刑法犯の認知件数、検挙、起訴、裁判、矯正、更生保護までの刑事司法の全過程を統計で示す年次報告です。前半で犯罪の動向と処遇の現状を毎年同じ構成で更新し、後半の特集で特定のテーマ(高齢者犯罪、再犯防止、性犯罪、薬物、少年非行の長期動向など)を深く分析します。

警察統計・検察統計・矯正統計・保護統計を一冊で横断できる唯一の公的資料で、刑事政策の研究、法曹・警察・保護司などの実務、報道での犯罪動向の確認に使われます。巻末の資料統計は Excel 形式でも公開され、長期時系列の分析に適しています。

例年の構成

年版によって章立てや名称は変わりますが、おおむね次の構成で編集されています。

  • 第1編: 犯罪の動向(刑法犯・特別法犯の認知・検挙状況)
  • 第2編: 犯罪者の処遇(検察、裁判、矯正、更生保護)
  • 第3編: 少年非行の動向と非行少年の処遇
  • 第4編: 各種犯罪の動向と対策(交通、薬物、組織犯罪、外国人、高齢者など)
  • 第5編以降: 再犯・再非行の状況と特集テーマ
  • 資料統計: 長期時系列の統計表

読み方のポイント

  • 「認知件数」「検挙件数」「検挙人員」は意味が異なるため、どの指標を見ているかを明確にして引用します。
  • 統計の年は暦年(1〜12月)が基本で、刊行年の前年のデータが収録される点に注意が必要です。
  • 特集は年ごとにテーマが変わり、過去版の特集一覧を見ると刑事政策の課題の変遷が分かります。

主な活用シーン

  • 刑事政策・犯罪学の研究と教育
  • 防犯・再犯防止に関わる自治体や NPO の現状把握
  • 報道・解説記事での犯罪統計の原典確認

収録している年版

令和6年版 犯罪白書
公開: 2024.11

犯罪・刑事司法の動向を統計データで分析。再犯防止、更生保護制度の実態と課題。

令和5年版 犯罪白書
公開: 2023.11

犯罪・刑事司法の動向を統計データで分析。再犯防止、更生保護制度の実態と課題。

令和4年版 犯罪白書
公開: 2022.11

犯罪・刑事司法の動向を統計データで分析。再犯防止、更生保護制度の実態と課題。

令和3年版 犯罪白書
公開: 2021.11

犯罪・刑事司法の動向を統計データで分析。再犯防止、更生保護制度の実態と課題。

令和2年版 犯罪白書
公開: 2020.11

犯罪・刑事司法の動向を統計データで分析。再犯防止、更生保護制度の実態と課題。

関連する統計・資料

  • 犯罪統計(警察庁)
  • 検察統計
  • 矯正統計
  • 保護統計
  • 再犯防止推進白書

出典と引用について

本ページの解説は白書ポータル運営者が各省庁の公式ページと白書本文をもとに執筆したものです。 白書本文の著作権は法務省に帰属し、本文の数値・図表を引用する際は白書名・年版・ページを明記のうえ、各省庁の利用規約に従ってください。 解説に誤りを見つけた場合はお問い合わせからお知らせください。

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